教 師 修 行 道

日々の実践記録や出来事を綴っていきます

2017年12月20日「近寄りがたい存在からの変化」

目覚ましとともに起床。
5時半に起きる。
寝不足感が否めない。
7時間は睡眠時間が必要だ。
体が疲れている。
けれども、ここは無理をしてでもやる時期。
今週はあと3日。
今学期の締めくくりである。
 
出勤。
事務ワーク。
タスクは全て書きだしてある。
それに従ってやるだけ。
隙間時間を活用する。
だからこそ、無駄な隙間(空白)時間が生まれない。
いい循環だ。
 
【計算タイム】
班対抗戦を行う。
一人一枚の10マス計算。
一列できたら、隣に渡す。
隣から来たものも一列計算。
できたら、隣へ。
これの繰り返し。
計算スピードには個人差がある。
スピードが遅いと、そこでプリントが詰まる。
停滞する。
プレッシャーがかかるのだ。
けれども、班対抗。
チーム力でカバーしていくしかない。
それぞれの班で、様々な作戦が立てられる。
二回戦行う。
自然と教える姿が見られる。
楽しそうだ。
 
【国語】
文集の時間。
本書きを進める。
本書きを終えた子同士で、見合う。
クラスページの方も少しずつ着手する。
まずは「プロフィール」だ。
 
スピーチ。
今日も4人。
「練習してきてる?」
念のため、突っ込む。
これで、少し緊張感をもたせる。
 
一人目。
「早速ですが、これから何を発表すると思いますか?」
1.シャーペン
2.定規
3.ほうき
それぞれに挙手をさせている。
聞き手を巻き込む面白い導入だ。
「正解は…どれでもない、消しゴムです」
まさかの…!!
こういうことを言うキャラじゃないはずだったが。笑
知識が豊富。
聞いていて刺激的である。
どれだけ入念に調べてきたかが伝わってくる。
 
二人目。
「消しゴムって知ってますか?」
まさかに消しゴムネタ続き…
一人目が素晴らしいスピーチだったので、ハードルは上がっていたか。
しかし、そこをうまく利用している。
一人目のスピーチ内容に乗せてくる。
実物を見せることで興味をひく。
いい。
 
三人目。
まさかのまさかの…
消しゴムネタ。
ここまでくると、逆に楽しくなる。
「一番好きな文房具はなんですか?」
三択で聞く。
1.シャーペン
2.のり
3.消しゴム
消しゴムに挙手する人は少なかった。
その上で…
「消しゴムは好きな人が少ないですね。今から僕の発表を聞いて好きになってください」
うまいこと言うなー!!
こういう柔軟性が素晴らしい。
「消しゴムは暇なときに遊べる道具です」
聞き捨てならない。笑
 
四人目。
シャーペンの宣伝。
「鉛筆の進化版です」
言葉をよく選んでいる。
声がいい。
よく通る声。
これまでは内容に重きを置いて聞いていたが…
やはり「相手に伝える」上では、声のボリュームも大切だ。
これが“基本”となる。
 
四人とも、いい発表だった。
その分、聞き手のコメントにも勢いが出てくる。
 
【音楽】
専科の時間。
職員室で事務ワーク。
ひたすら行う。
 
【社会】
明日の社会科見学に向けて、事前指導。
あくまで“学習”であることを再確認する。
「勉強する場所が変わるだけです」
もちろん、教室では学べないことだらけである。
 
学習という視点で考えたとき、バス車内でどう過ごすか…。
マナーと合わせて確認する。
国会や裁判所についても確認。
厳粛な場所である。
 
メモの取り方を伝える。
箇条書きで、一つ一つに番号をふる。
参議院衆議院がある
②それぞれ場所が分かれている
といったように書く。
そうすれば、最終的にいくつの気付きを書いたかが一目瞭然となる。
一つの意欲付けにもなればいい。
 
その後は、事前学習。
国会と裁判所について調べ活動をする。
 
【国語】
この時間、短期の実習生が授業を参観しにくるとのこと。
さすがに、「文集」を書いているところを見てもらっても意味がない。
ということで、新たな教材に入る。
別冊の教科書から探した。
先ほどの空き時間で、教材研究。
ぶっつけ本番だが…
こういうときほど燃えるのだ。
 
「字のないはがき」
まずは、題名だけで発言していく。
・字が書けないのだろうか
・手が不自由な人が書いたはがきだろうか
点字などで書いているのかもしれない
・写真があるのではないか
・宛名はどうやって書くのか
・字はないけど、記号があるのではないか
 
ここで突っ込みを入れる。
「字のないはがき」と「字がないはがき」
こうすると、違いはありますか?
・「字がない」というのは本当に何もない
・「字のない」は、記号とかはありそう
対比させることで、イメージがよりくっきりとしてくる。
「字がない」は「字」が強調されている。
一方で「字のない」は「はがき」が強調されている。
対比をすることで、見えてくるものがある。
 
「はがき」についてのイメージを広げていく。
・今はあまり使わない
・年賀状では使う
・今はメールや電話が主流ではないか
・これはずいぶんと前の話なのかもしれない
・「文通」の話かもしれない
・外国へ送った手紙かもしれない
・そうすれば言葉がわからないから「字のないはがき」になる
イメージはどんどんと広がっていく。
 
・「思い出のマーニー」のように、自分が元気かどうかを記号で送っているのでは?
・「蛍の墓」にも似たような場面があった
この発言者は、この教材分を知っていたのかもしれない。
塾で読んだことがあると言っていた。
だいぶイメージが広がったところで、本文を読み始める。
この話は、「父」の性格がいろんな面から読み取れる。
その父の心境の変化、性格の変容ぶりに迫る。
それと同時に、“知識”も伝えていく。
語句の意味を中心に。
そうすることで、この教材を使って、国語の力を高めていくのだ。
「三日にあげず」という言葉が出てきた。
初見だと「三日にあけず」と読んでしまう。
意味は通じるが…
厳密には違う。
 
また「殿」についても共有していく。
向田邦子殿」という表記がある。
これを見て、私はひどくびっくりした。
「殿」について言及していく。
・普段はあまり使わない
・手紙では見ることがある
・信長殿など、偉い人に使う言葉
・目上の人に使う言葉
ここで、正しい意味を伝える。
「殿」は目上の人が、目下の人に使う言葉なのだ。
私自身も、先ほどの教材研究時にネットで知った。笑
昔は確かに目上の人に使っていたが…
時代とともに変容していったのだろう。
これを聞いて、ある子が「あっ」とひらめいた。
「表彰状に殿と使われています!」
いい発見!
経験と知識が結びつく。
 
最後の5分はノートまとめ。
今日の授業をまとめていく。
板書を写してもいい。
自分でデザインしていく。
 
久しぶりに“授業”をした感じだ。
いい機会をもらった。
授業後、女子数名と男子数名が私の周りに寄ってきた。
不思議な感じ…
なんだろう、これは…
以前は、こういう光景はよくあった。
けれども、ここ最近は全くない。
それもそうだ。
今のこんな“自分”には近寄りがたい。
それは分かっている。
今日は…
いや、この時間だけは殻を破ったのかもしれない。
久しぶりの感覚に襲われた…。
 
【給食】
今日は普通に食べた。
 
【体育】
リーグ戦二試合目。
今日は「オーバーステップ」の指導をした。
 
頑張っている子は本当によくやっている。
「運動が得意」という子だけではない。
どちらかといえば「苦手」と意識している子も、頑張っている。
タグラグビーは、誰でも活躍ができる。
スタート時点で、大きな差がないのもいい。
 
【放課後】
教室の掃除。
学年会。
事務ワーク。
今日は、事務処理がとことん進んだ。
予定外のものも進めた。
かなり捗る。
やはりこれもノートの活用の効果だろう。